BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)とは?

2020.02.17

BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)

経営手法の一つとして広く知られるようになったBPOですが、その言葉を聞いたことがあるけれど、どんなものなのかよくわからない人もいるでしょう。

近年は人手不足が深刻で中小企業ではリソース確保が以前より難しい状況となっています。
企業の様々な課題を解決するためにBPOの活用が有効です。

今回は、BPOの概要と、導入のメリット・デメリット、BPO対象業務と活用例についてご紹介します。

BPOとは?

BPOとは「ビジネス・プロセス・アウトソーシング」の略称です。

企業が自社の業務の一部を外部の専門的な企業に委託することを意味します。

BPOが注目される理由のひとつとして、「企業の人材不足」が挙げられます。
少子高齢化による労働力人口の減少による人材不足により従業員1人あたりの仕事量が増加しています。その結果、多忙になり業務の質が低下してしまうことで利益の減少にもつながる可能性があります。

そこで役立つのが、BPOです。
例えば利益に直結しないノンコア業務を、外部の事業者に委託すれば、従業員をコア業務に専念することができます。

人材資源の確保だけではなくコストの削減、品質向上、業務の効率化など企業が抱える様々な問題への対策としてBPOは役に立つのです。

BPOのメリット

BPOを導入するメリットとして以下が挙げられます。

業務にかかる時間やコストの削減

BPOで業務を一括して外部の専門的な企業に依頼すると、定型的な業務などやり方が決まっていて時間がかかる業務をいい意味で外部の企業に丸投げできます。大幅な業務時間の削減により他の業務に時間を割きやすくなり、業務も効率化されます。

また、専門的な知識が必要になる業務を依頼することで自社の社員を教育する時間が不要となり、業務を大幅に効率化することが可能になります。

業務を委託すると人件費を削減できる反面、委託費用が発生してしまいますが、BPOを採用することで全体的なコストを抑えることができるのです。

専門業者なので業務がスピーディーで顧客満足度も向上する

BPOを提供している企業は複数あり、それぞれ得意分野や、高度な専門領域を掲げています。

委託する業務によっては、専門的なスキルや知識を持つ人材が担当するため、自社にはない専門知識やノウハウを活用できるため、最適な業務プロセスで処理できるようになります。
自社で担うよりも業務の質が向上し、専門性の高いパフォーマンスが期待できます

コア業務に集中することで収益も向上する

BPOによる業務の効率化は、従業員のリソース確保につながり、リソースをコア業務に充てることができます。

BPOによってノンコア業務におけるコスト削減が進み、よりコア業務へと経営資源を投入できるため、結果的に利益の向上が期待できます。

BPOのデメリット

メリットがある一方もちろんデメリットもあります。

業務の自社対応が困難になる

BPOを導入し、全ての業務をBPO事業者へ丸投げしてしまうと、細かい業務手順の変更やノウハウを自社で管理・蓄積することが難しくなります。
BPO事業者に業務を一任するのではなく、定期的に進捗状況や業務に関するさまざまな情報を把握しておくことが大切です。

セキュリティリスクへの対策

データ入力や顧客管理等の業務においてBPO事業者に個人情報などの重要な情報を渡すことがあります。万が一重要情報が外部へと流出してしまった場合、それがBPO事業者の責任を起因とするものであっても、発注元企業の社会的責任が問われるおそれがあります。
セキュリティ品質基準を満たした業者を選定し、リスクを認識しておきましょう。

BPO対象業務と活用例

ここでは、BPO対象業務と活用例をご紹介します。

BPOサービス活用例1.バックオフィス業務

正確性が求められ時間も取られがちなデータ入力。BPOサービスを活用すれば大量のデータでも短時間に入力が可能です。もちろん、少量のデータも対応可能。
入力に留まらず内容のチェックもしてくれます。
他にも、書類の発送、データの管理、問い合わせ対応など幅広い業務に対応しているBPO事業者があります。

BPOサービス活用例2.経理・人事部門の業務

台帳記入、領収書、請求書、会計処理などの経理に関する業務は、ある程度の知識が必要なためBPOサービスを活用することで雇用課題の解決や人材費削減が可能になります。

人事部門の業務は、主に労務管理などの内部向け業務と、採用などの外部向け業務に大別できます。BPOサービスはその両方を対象としており、具体的には従業員の給与・賞与計算や社会保険、年末調整、福利厚生などの手続き、採用活動の代行などが挙げられます。

BPOサービス活用例3.マーケティング部門の業務

顧客管理から市場動向の調査まで、マーケティング部門で行う業務を委託することができます。BPO事業者によっては、ビジネスプロセスにおける課題を明確にした上で、的確な解決方法を提供してくれます。効果的なマーケティング戦略が重要な現代において、当該分野の専門家の力を借りるのは有効であり、専門性が高くBPOを利用することで効果を最大化することができます。

まとめ

BPOの概要やメリット、活用例などをご紹介しました。

BPOを活用することで社内の業務時間やコストを削減できます。
また、企業内リソースに余裕ができ、コア業務に集中できるようになって収益も向上します。

依頼する業務は企業や顧客にとって重要な情報であることに変わりはありません。メリットとデメリットを把握して、慎重に検討しましょう。

BPOを提供している企業は得意にしている分野が違います。BPO業者選定の際はその違いもよく加味しながら、自社にピッタリのBPO業者を選んでください。

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